ユースクラスについてのよくあるご質問

 

1.      普通の受験塾、学習塾、英会話スクールとの違いを教えてください

決定的に違うところは、塾のように学校での成績アップ、受験で結果を出すことを最優先の目的に据え、

受験英語、学校英語の勉強、暗記、テスト対策のみに専念するという方式はとらないという点です。

この方式の最大の問題点は、子供の頭が固まってしまうので、試験が出来るだけで英語を使って自由に

コミュニケーションをとるという本当に大切な能力が育てられない(というかその自然な発育をむしろ

邪魔してしまう)ということです。このことは学校、受験英語に明け暮れる10代を過ごした今の日本人の

大人が完全に証明しているでしょう。

 

これに対して当スクールは、将来英語で自分の考えを自由に発信し、世界中の人たちの輪の中に入って

楽しく、堂々と意見交換ができる日本人を育てるためのスクールですので、英検や入試ができるのは

最低限というか当然とした上で、英語のペーパーバックや新聞がスラスラ読め、選択肢なくても自力で

正しい英語が何ページも書け、自分の意見を英語でしっかり話せ、英語でプレゼンができ、相手の話し

を正確に聴けるといった“本当の意味で英語が出来るための指導”に力を込めてゆきます。また街の

英会話学校のように表面的に話せればいいという考えは一切もっていませんので、社会に通用する

洗練された英文が書けるようになるために文法やライティングも丁寧に、厳しく指導してゆきます。

ニーマンは学習塾や受験塾よりピアノ教室やテニススクールに近いスキルを身に着ける実技スクールです。

 

2.      どのような生徒が向いているスクールですか?

 

どうせやるなら学校の試験、受験に通用するしっかりとした英語力と、一生使える生きた使える英語力を

両方バランスよく身につけたい人、学校の英語よりももっと発展した内容を進んで学習してゆきたい人、

アットホームな雰囲気の中で楽しく英語を勉強したい人、将来は英語を使って世界を舞台に活躍したい人、

留学したり海外の大学に進学したい人・・・、などです。英検準1級以上を持つ帰国生も多いスクールです。

とにかく前向きでやる気のある生徒がとことん楽しめる教室です。意欲的な生徒を募集しています。

 

3.   どのような学校の生徒が多いのですか?

 

筑駒、開成、麻布、女子学院などの進学校に通う生徒が多いのですが、一般の私立や早慶などの大学付属校

、公立の中学や都立高校に通う生徒もたくさん通っています。意欲がありしっかり努力ができる生徒なら

だれでもついてゆけますし、特別な能力がないとついてゆけない内容ではありません。違った学校に通う

生徒同士がここで出会いう、友達になり、みんなで刺激しあいながら仲良くお互いを高めあう、ニーマンIS

はそういう場所です。

 

 

4.      バイリンガル指導とはどういうものですか?

 

生徒が英語で理解できることは英語で話し、まだ英語では理解できないことは日本語で話すという

指導方法です。ですので、例えば中1のユース1クラス(初心者対象)の指導言語はほぼ100%

日本語になりますが、ユース2になると20〜30%が英語での指導となり、ユース3クラスでは

30%〜50%、ユース4クラスになると50%〜70%、ユースの5クラスでは複雑な文法の説明を

除いた80%程度が英語での指導になります。この方式ですと前回のクラスで習った表現が次の週に

先生の口から聞こえてきますので、生徒は授業を聴きながら英語表現、文法を復習、確認できますし、

授業を受けること自体が大変良いリスニングの訓練になります。

また、英語で授業を受けることに慣れると生徒は徐々に授業中に日本語ではなく英語で考えるように

なりますので、いわゆる”英語脳”が育ち英語で発言する力にもつながってゆきます。

 

5.      双方向参加型の授業とはどのようなものですか?その狙いは何ですか?

 

 英語を使ってコミュニケーションがとれる人材を育てることを目指していますので、当スクールの

教室には、先生から大切なことを学ぶ“勉強の場”と、習った英語を駆使して先生やクラスメイトと

コミュニケーションをとる練習を積むための“トレーニングの場”という2つの重要な役割があります。

先生の講義をだまって聞いてノートを取るといった日本の旧来式の一方通行的な授業スタイルではなく、

先生から英語で投げかけられる質問に英語で反応し、自分の考えを積極的に英語で発言してゆくことが

求められる欧米スタイルの双方向参加型の授業スタイルをとっているのはこのためです。とにかく、

英語を使って自由にコミュニケーションがとれるようになるために英語を学んでいるのですから、

知識として英語を習った英語を実践的なスキルに変えてゆく練習をどんどん積んでゆかねばなりません。

ここはもう“習うより慣れろ”しかないのです。(欧米の学生が人前でどんどん発言できるのは、

小学校から双方向参加型の授業で人前で発言する度胸や自信を身につけ、発言する楽しさを学んでいる

からです) 日本の学生も将来本気で国際社会に出てゆく気なら、中学生のうちからこうした参加型の

授業で自分の考えを英語で発言する勇気を育て、その楽しさを味わい、そのために必要な実践的な

スキルを磨いてゆかなければなりません。

 

6.      その他のクラスの特徴を教えてください

 

スピーキングの練習が多いこと。選択式の問題から解答を選ばせるのではなくフルセンテンス

書かせる英作文を通して文法力、ライティングの力を鍛えること。文法をしっかり教えること。

リスニング、音読の練習に力を入れること。発音の指導、練習をしっかりやること。毎週のように

スピーキングやライティング、単語などのテストがあること。中、上級クラスでは英語でプレゼン

テーションしてもらったり、自分の意見をまとめて英語で発表してもらうなどのアウトプット系の

実践練習が多いこと・・・などです。また、年度末にハイレベルな進級試験を何度も実施し、それに

合格した生徒を上のクラスに進級させるというシステムをとっていることも大きな特徴です。

 

7.      授業のペース、進度はどのくらいですか?

 

進度は公立の中学高校の1.5倍程度です。中学校3年間の内容を2年で、高校3年間の内容を次の

2年で学習します。このように言うと“速いな”と思われる方も多いと思いますが、今の公立中学校の

英語のペースはとてもゆっくりで、英語に興味のある多くの生徒が退屈してしまっているのが現状です。

ですので、当スクールの生徒のほとんどが、スクールでの授業のペースの方がどんどんと新しいことを

学べるので刺激があって楽しいと言っています。また、指導している側からすると、うちのクラス

サイズは学校と比べてうん小さいので、復習を繰り返しながら普通にやってもこのくらいのスピードで

進める感じです。ですので、体感速度が遅いのか、授業のペースが速いと感じている生徒はほとんど

いません。

 

8.      どのような教材を使用するのですか?

 

クラスによって多少異なりますが、ほとんどのクラスでOXFORDやCAMBRIDGEなどの欧米の英語教育機関が

開発したテキストと、当スクールのオリジナル教材を混ぜて使っています。OXFORDなどは確かにレベルが

高いですが、日本の教材に比べるとはるかに内容が楽しく中身がしっかりしていますので、是非小中学校の

うちからこうした質の高い教材に親しみ、楽しく英語を学んでもらいたいと考えています。(ご興味のある

方は是非教室にいらしてご覧になってください)また、こうした欧米の教材で足りない部分を補うために、

文法や英作文トレーニング用の日本の教材も一部で併用しています。リスニングのトレーニングをたいへん

重視していますので、CDまたはDVDを使った教材も多く使用しています。

 

9.      宿題はありますか?どのようなものですか?

 

毎週クラスで勉強したことを身につけてもらうために必ず宿題が出ます。量は1週間(毎日ではありません)

で中学前半レベルのユース1は約3時間、中学後半レベルのユース2は約4時間、高校前半レベルのユース3

は約5時間、上級のユース4とユース5は約5〜6時間です。力をつけるために毎週内容の濃い宿題が出される

ことがニーマンISの特徴です。宿題の内容は塾のように文法問題や長文読解問題を解かせたり、英文和訳を

やらせるテスト対策、お勉強系ではなく、素直に英語を読めるようにする、書けるようにする、話せるように

する、聴けるようにするための練習、トレーニング系の宿題が中心です。ここが受験塾とは全く違うのです

具体的には、習った文法、単語、熟語、表現方法を使って英語をスラスラ話す練習をさせたり、主語から

ピリオドまでフルセンテンスの英作文を書かせたり、CDを聴いて発音練習やディクテーションをさせたり、

長文を読ませて英語で要約させたり、英語のプレゼン(3〜5分)を準備をさせたりといった感じです。

塾のような問題を解かせる宿題はテスト対策にはなるのですが、選択式や和訳がほとんどなので実際に英語を

話したり自力で書いてゆく力にはほとんどつながりません。しかし、英文をフルセンテンス自力で書くと

なれば、文法力から前置詞の使い方、単語のスペルまですべてが問われ、かつそれらを文の中で正しく使う

能力がないと太刀打ちできません。これができれば英語が書けるようになり、選択や並べ替え問題は簡単です。

うちの生徒が問題集を一切解かず英検にどんどん合格し、学校で最優秀の成績を修めているのはこのためです。

 

10.   学校の試験や英検、受験で結果はでますか?      英検の合格状況はこちら

 

試験のための暗記、対策に専念こそしませんが、上記のように学校や塾以上にしっかりと文法、読解、

作文、リスニングを教え、きっちりと練習を積んでもらうスクールですので、中1で全く初心者だった

生徒の多くが中2で準2、中3で2級、高2で準1級に合格してますし、公立でも御三家中でもトップの成績

5段階評価の5、10段階の9〜10)を修めています。生徒の多くが当スクールでやる英語に比べれば、英検や

学校の英語は優しい(というかつまらない)と言っています。受験対応について言えば、生徒のほぼ全員が

英語を絶対の得意科目として高校、大学受験にのぞみ、英語で大きく点を稼ぎ、そのほとんどが筑駒や開成や

日比谷高校などの再難関高校、早慶や東大などの再難関大学に合格しています。日本の受験に対応できない

程度の英語力では世界では全く通用しないのです。

 

11. プログレス、ニュートレジャー、バードランドなどの難しい教科書を使う学校の子は多いですか?

 

  はい。当スクールの生徒の大半がこれらの教科書のどれかを使う進学校の生徒たちです。

これらの教科書は一般的には“ハイレベル”な教科書と言われていますが、中1からどんどんと難しい

単語や文法が出てくる内容となっており、そのせいで授業も表面的にサーッと進んでしまうので、

ハイレベルな反面、生徒側からすると丁寧な指導が受けられず、取りこぼしが多くなってしまうという

落とし穴もあります。教える先生たちからも丁寧に教えられないとの批判が出ているぐらいなので、

特に中学で英語を始める生徒にとってはついてゆくのが大変でしょう。

当スクールは1年目から早く、表面的にどんどん難しいことをやらせるという考え方はもっていません。

一年目は英語が真っ白の初心者であるということを前提に、一つ一つ丁寧に、基本をしっかりと押さえ

ながら丁寧に指導してゆきます。実際、当スクールでしっかりと勉強している生徒のほぼ全員が、ここで

基本を丁寧にしっかりと教えてもらっているおかげで学校の難しい教科書が良く理解でき、授業にも

楽しく余裕でついてくことができ、好成績を修められていると話しています。(ただし、2年目からは

これらのハイレベルな教科書を使うほとんどの進学校の授業に進度的に追いつき、追い抜いてゆきます)

 

 

12.   公立の学校や進学校でない普通の私学、中高一貫校に通う子供でもついてゆけますか?

 

要は本人のやる気と姿勢次第です。公立中学や、進学校以外の普通の学校に通い学校の英語のペースが

遅い生徒でも、やる気のある子はたくさんいます。現に当スクールでトップクラスの成績を修めている

生徒の何人かは公立中学の生徒たちで、彼らはプログレスやニュートレジャーを使う中高一貫進学校で

成績が上位の生徒よりもはるかに高い英語力を身につけています。当スクールの授業内容がしっかり

しているので、学校でやる英語のレベルが高いか低いかは正直あまり関係ないと思ってください。

要はここでの授業をどれだけしっかり理解、吸収し、身につけてくれるかどうかの問題で、それさえ

できれば何の問題もありません。そしてそれは、意欲があり、授業がちゃんと聴け、丁寧に宿題をする

などの努力が出来る生徒なら誰にでもできることです。

 

13.   子供は公立中学校に通う予定ですが、高校受験準備ついての考えを教えてください

 

授業は公立中学校の1.5 倍の速度で進んでゆきますので、中2の終わりには中学校3年間で学ぶ内容の

学習が終わり、都立高校や一般私立の入試に対応できる英語力がつきます。そして、中3の4月からは

最難関高校の入試レベルの英語を学んでゆきますので、しっかりと学習してもらえれば中3の秋ごろには

最難関高校に余裕で合格できる英語力が身につきます。現に当スクールにはこれらの再難関高校を目指

している公立中学生が多数通っていますので、その全員が志望校に合格できるよう、何をいつ教えるか、

英検をどの段階で取らせるか、など中1からすべてを綿密に計算してプログラムを組み立てています。

 

   公立中1年で英語苦手で入会し、都立の最難関校に合格したかずき君の体験談はこちら 

 

14.   私立(国立)の中高一貫校に通う生徒の指導方針を教えてください

 

中高一貫校の生徒たちは高校2年まで受験の心配が要りませんので、この5年間の貴重な時間に是非とも

一生の財産となる“本物の英語力”を身につけて欲しいと願っています。こうした価値のある英語力を、

さまざまな弊害が言われる学校英語、受験英語の“お勉強”を通してではなく、楽しみながら、自然に

身につけてもらおうというのが当スクールの基本的な考え方であり、目標でもあります。

大学受験という現実的な問題の準備に関しては、中1からの最初の2年で中学の内容(英語の基礎)を

しっかり学び、中3と高1で高校の内容を全て学び、高2では難関大学入試程度の難易度の文法、語彙、

リスニング、作文を(受験勉強としてではなく)学習し、受験1年前の高2の終わりまでに再難関大学に

余裕で合格できる力を身につけることを目指します。“一生使える英語の習得“という理想と”高校、

大学受験に通用する英語力の習得“という現実をどちらも犠牲にしないでしっかりと両立させることが

当スクールの大きな特徴です。

 

15.   帰国生はいますか? 帰国子女だけのクラスはありますか?

 

はい。このようなスクールですので帰国生はかなりいます。が、帰国生だけの特別クラスというのは

ありません。帰国生の長所と弱点は長年見てきて十分わかっていますし、当スクールでは欧米式の

双方向型の授業スタイルをとり、かつバイリンガル指導なので、日本の学生と帰国生をとくに分ける

必要はないと思っています。一言で言うと帰国生の強みは感覚的に英語を身につけたのでリスニングが

強く、簡単な会話ならごまかしながらもなんとかこなせること。弱点はなんとなく感覚的に身につけた

もののしっかりと文法を習っていないので、英文を書かせると”えっ”というとんでもないミスを

連発させたり、海外にいた年齢レベルの語彙、表現で止まってしまっているということです。

当スクールの授業は、こうした帰国子女の長所を伸ばしつつ、短所をしっかりと鍛えてゆける内容に

なっています。帰国生が今の英語力を維持するだけでなくその向上を目指すなら、帰国生ばかり集まって

同レベルの表面的な英語を喋るだけのクラスより、強いリスニングやスピーキング力を伸ばしつつ、

苦手な語彙や文法、ライティングの基礎をしっかりと学べるクラスの方がはるかに有益かと思います。

 

                           

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