桜  スクールのコンセプト  桜

     

 

 

 グローバル化が進みいよいよ楽天やユニクロ、日産自動車などの日本企業さえもが社内の公用語を英語とし、社内会議を英語で行う時代となりました。大学入試も2020年でセンター試験の廃止が決まり、よりスピーキング、リスニング、ライティング力を重視する試験に変わります。実社会でも高校や大学受験においても、単に紙のテストが出来るかではなく、”英語が話せるか、聴きとれるか、読めるか、書けるか”という英語でのコミュニケーション能力が問われる時代に完全に移行したと言えるでしょう。

 

  しかし・・・、とても残念なのですが今の日本人の英語力は国際的に見て最低のレベルです。日本人はテストではそこそこの点はとりますが、実際に会議で英語を話す、英文のリポートや手紙を正しくスラスラと書くといった英語の実践力、運用力となるとその力は極めて乏しく、今では同じアジアの韓国や中国の学生にも大きく水をあけられているのが実情です。日本人は高校、大学受験の時に塾や予備校に通って一生懸命英語を覚え勉強してきたはずですが、なぜこのよう状況になっているのでしょうか?そしてこの残念で情けない状況は、いったいいつまで続けばいいのでしょうか?

 

  当スクールの代表は、日本で受験を経験し、慶応大学在学中に奨学生として米国の大学へ留学し、帰国後慶応大学を卒業してNHKに就職し、10年以上たくさんの海外取材、国際業務を経験しました。そしてNHKの企業派遣でハーバード大学に留学し、コロンビア大の大学院で修士号を取得しましたが、その間、中央省庁や大企業から幹部候補として派遣留学されていたたくさんの東大、早慶卒の若手官僚、商社、銀行マンと交流する機会がありました。そして日本の将来を担う若手エリートたちが英語でとても苦労していたことを痛切に覚えています。彼らはよく嘆いていたものです。「英語が口をついて出ない」、「先生に当てられるのが怖い」、「業者の添削サービスを使わないとリポートが書けない」彼らはみな、学生の時に“本当の意味での英語”をもっとしっかり勉強しておけばよかったと心から悔いていました。彼らが大学受験塾通って学んだ英語力が世界では全く通用しなかったのです。 

 

             こうした国内の受験英語の覇者たちの国際社会での苦悩は一体何を意味するのでしょう

 

 このような事態を生んだ最大の原因は、中学、高校における学校での英語教育の質の低さ、塾や予備校による暗記、詰め込み式の受験英語教育、そして多くの英会話学校による薄っぺらい営利目的の英語ビジネスが、なんだかんだ言っても結局は試験での点取りやお金儲けを優先させ、"子供たちに英語で話す、書く、読む、聴く力をつけてあげる"という本来あるべき最も大切な目標に向かって進んでこなかったという事実にあると私は考えています。目先の受験の結果ばかりが気になって学校や塾の先生に受験対策ばかりを求めた保護者たちの姿勢にも問題があったかも知れません。いずれにせよ、これまでの日本の英語教育における最優先は、定期試験や英検、受験での点数アップとそのニーズにつけこんだ企業側のお金儲けであり、”子供たちに一生の財産となる真の英語力を身につけさせてあげる”ことではなかったのです。

 

  21世紀、この状況は絶対変えなければいけません。でないと日本は世界から完全においてゆかれます。次世代の日本を担う子供たちに私たちの世代の反省を踏まえ、将来彼らが国際社会に出ても困らずに堂々と活躍できるようしっかりとした実践的な英語力を身につけさせてあげることは私たちの世代の責任ではないでしょうか?当スクールはこうした思いと願いのなかで生まれた小さな英語の私塾です。アットホームな雰囲気の中、もちろん学校の定期試験や英検、入試できっちりと結果を出すために必要な基本的な勉強を普通の学習塾以上にしっかりとやった上で、それと同時に実際に英語を使える(つまり英語を書ける、話せる、読める、聴ける)ようになるために必要なことをたくさん勉強し、たくさんトレーニングしていきます。

 

 ですので、ニーマンインタナショナルスクールでは国際的と国内的の2つの目標を掲げています。

 1.  将来世界を舞台に活躍するために絶対に必要な生きた使える英語力(=英語でのコミュニケーション能力)を身につける

  2.   現実的な問題としてある国内の英語テスト(定期試験、英検、入試、TOEFL)できちんと結果をだせるしっかりとした英語力を身につける

 

 この国際的な目標と国内的な目標をどちらも大切と考え、どちらも決して妥協せず、本気で両立して達成させてゆくことがニーマンインタナショナルスクールの最大の特徴です。ですので、とても楽しいスクールなのですが、いい意味での厳しさがあるとてもまじめなスクールです。コンセプトやかけ声だけではなく、具体的な教材や授業、宿題の内容が学習塾や大手受験塾、英会話スクールとは全く異なりますので、詳しくはしくは是非当サイトでご覧になっていってください。

 

 本当の意味で“英語を学ぶ、習得する”ということは、単調な“丸暗記”“詰め込み””試験対策”ではなく、もっと自然で、うんと楽しくて、はるかにクリエイティブなことです。そして目先の定期試験や英検、受験の結果のために塾英語、受験英語に走るのではなく、英語を読む、書く、話す、聴くための勉強と練習に正面から真摯に取り組み、それらをしっかりと身に着けた人は、学校の定期試験や英検、大学受験で必ず楽々と最優秀の成績を修めることができます。このことは英検をはじめ一切の試験対策をしない当スクールの生徒たちの学校のテストや受験での成績とその圧倒的な英検合格率が証明しています。

 

 前向きで、意欲的な日本の小、中、高、大学生、社会人の皆さん、あなたはどう考えますか? 21世紀を生きるあなたはこれからどのように英語を勉強してどのような英語力をつけたいのでしょう? 求めるは学校の定期試験や入学試験の点数だけですか?それとも一生使ってゆくことができる英語の実践能力でしょうか?もしあなたがその両方を両立させたいと強く願うなら、ニーマンはあなたにとって楽しくてきっと最高の環境でしょう。ニーマンの志ある仲間、先生たちと一緒に、楽しく、本気で世界に通用する英語力を身につけて、国内受験を余裕で乗り越え、将来は英語を自由に操って世界中にたくさんの友人を作り、国際社会で思いっきり活躍しましょう!

 

              

                    Nieman International School Home へ戻る